脂肪注入の豊胸手術はバストアップできる?手術法やメリットは?


「ウエストを細くして胸を大きくする!自慢のバストに変身!」
えっ、そんな方法あるんですか?ダイエット業界では、どこかの部分を細くするなんてできないのが常識だけど。
でも、今のくびれがなくて胸がぺちゃんこの状態から、キュッと引き締まったくびれができて胸もボリュームアップしたらいうことないんですけど。

ユキさん、また体型の話?確かに、普通のダイエットじゃあウエストだけ細くするのは難しいといわれているわよね。
でも、美容整形を使えばあっという間にウエストにくびれができて、胸も大きくなっちゃうんですよ。夢のようなビックリする話ですよね。

え~っ!本当にそんな夢のような方法があるんですか?
アキさん、どんな方法なのか教えてくださいよ!

その方法とは、脂肪注入を使った豊胸手術。
つまり、ウエストなど痩せたいところの脂肪分を吸引してそれをバストに注入して大きくする方法なんですよ。

豊胸手術の脂肪注入法とは?

豊胸手術の中でも部分痩せができてバストのサイズアップができると人気なのが脂肪注入法です。
脂肪注入法とは、自分の体、太ももやお腹など脂肪分が多い部位から脂肪分を抜き取ってそれをバストに注入する豊胸術です。言い換えると脂肪吸引をしてからその脂肪を使って豊胸するという流れです。

太っているのに胸が小さくて悩んでいる方、標準体形だけど下半身デブが気になる方、ウエストにくびれが欲しい方など、体のどこかに脂肪吸引をしたい部位があるならしめたもの。
脂肪注入法を選択肢の中に入れてみてください。

 

脂肪注入法の種類について

さて、一言に脂肪注入法といっても、美容外科業界ではいろいろな種類があります。

簡易脂肪注入

脂肪注入法の中でも一番手軽に行われるのが簡易脂肪注入で、美容整形外科でカウンセリングを受けた当日に手術を受けることができます
方法としては、バスト片側あたり150~200ccを注入する方法でカップ数としては0.5~1カップくらいサイズがアップします。


ただし、抜いた脂肪をそのまま精製せずに使うので脂肪分の組織があらく、水分や血液などが含まれたままの状態のため、注入した後にしこりができやすくなります
また、バストの中での定着率も低く40%ほどとなっています。

ピュアグラフト脂肪注入

ピュアグラフト脂肪注入法とは、吸引した脂肪分を特殊なフィルターを使って精製して脂肪分から不純物を取り除き、高純度の脂肪分を取り出したものをバストに注入する方法です。
サイズがアップする目安としては200~300ccで1~1.5カップほどのアップが見込まれます。

ピュアグラフト法はフィルターにかけてきめの細かな脂肪分を取り出すため比較的定着率も高く60%くらいとなっています。またフィルターにかけるとはいえ、脂肪分にはキメが荒い成分も残っていてしこりができる可能性も高くなっています。

コンデンスリッチ脂肪注入

コンデンスリッチ脂肪注入とは、吸引された脂肪から麻酔液を分離したうえでさらに水分などの老廃物、血液や老化細胞を分離したものを注入します。

通常の分離であれば不純物の濃度が高くなり、注入したとしてもバストに定着しにくいのがデメリットといえました。
しかし、コンデンスリッチ脂肪注入では純度の良く新鮮な脂肪だけを抽出するため不純物の混じる割合が少なく注入後の定着率も高くなっています。定着率は80%ほどでサイズアップの目安は1.5~2カップほどになります。

また、不純物が多いと石灰化が起こるトラブルやバストの中で脂肪分が壊死するというトラブルが起こりやすくなっていましたが、純度の高い脂肪を注入することで、このような合併症も防げるようになりました。

セルーション

セルーションとは、体内から抽出した脂肪細胞から元となる幹細胞を取り出し活性化させたうえでバストに注入する豊胸手術です。
幹細胞は通常の脂肪吸引では少量しか得られない上に脂肪細胞から分離してはじめて活発に働き始めます。そこでセルーション機器を用いて脂肪から幹細胞を取り出し豊胸手術に用いることで、より定着率を高めることができます。

その結果、定着率は平均90%と他の脂肪注入法と比べると各段に定着率がアップしています。サイズアップする目安としては2~2.5カップで、術後にしこりや石灰化ができにくい術式になります。

 

脂肪注入法のメリットとは?

ダイエットと一緒に豊胸ができる

脂肪注入法のメリットの中でも特に注目されているのは、ダイエットと豊胸が同時にできることです。
例えばお腹がたるんでいてくびれがない場合にお腹の脂肪吸引をするとその部分が細くなります。そしてその脂肪分をバストに注入することでバストアップが可能になります。

不自然な形になりにくい

シリコンバッグを埋め入れた場合、バストへのなじみが悪いと入れた部分がデコボコしたりバスト表面に段差ができることがあります。

また、大きなシリコンを入れると「このひとは豊胸手術をしているな」と一目で分かりますが、脂肪注入の場合はもともとバストに脂肪分があるため定着してしまうと綺麗な形になります。

自分の希望する部分に入れることができる

出産前は大きかったバストが授乳でしぼんだり垂れたりしてサイズダウンして嘆いている方も多いのではないでしょうか。

そんな悩みを解決してくれるのも脂肪注入法です。吸引した脂肪を自分の好きな部分に注入することができるので、例えばバストのデコルテ側のみ注入して形を整えることも可能です。産後、たるんでしまったお腹の脂肪吸引をしてバストに入れる方も多くいらっしゃいます。

レントゲンに写りにくい

シリコンバッグを入れたときは、その形状がレントゲンに移ってしまうため医療関係者に豊胸がばれてしまうという恥ずかしいトラブルも生じます。

脂肪注入の場合は、自然な脂肪を注入するためレントゲンに写ることもありません。

全くの人工物ではなく自分の脂肪を使える

脂肪注入では自分の脂肪を使うため、拒絶反応が少ないのが特徴です。

シリコンバッグの場合は人工物なのでどうしても拒絶反応が起こり、部分的な細胞壊死のリスクが付きまといます。その点、自分の体から抽出した脂肪分は純度が高ければ高いほど定着率も高く拒絶反応も少なくなります

自然な柔らかさに仕上がる

お腹や太ももなど脂肪分が多い部位を触っていただければわかると思いますが、硬い質感の筋肉とは異なり、脂肪分は柔らかみがあるのが特徴です。

そのため、脂肪分を注入したバストも仕上がりは柔らかく、程よく弾力が出ます

 

脂肪注入法のデメリットとは?

吸引後に長期間の痛みが続く

脂肪吸引にあたっては、太めのハリを吸引箇所にいれて脂肪を吸っていきます。

また、吸引をした部位の細胞が損傷するため内出血が起こってしまいます。手術中は麻酔が効いているのですが、手術後2週間ほどは内出血の変色が残り痛みも伴います

注入後半年くらいで徐々に脂肪が吸収されてしまう

脂肪は自分の体から抽出したとはいえ再度バストに注入することでゆっくりと吸収されてしまいます。
これを定着率というのですが、一番簡易な脂肪注入の場合で30%ほどの定着率となり半年後にはサイズが再び小さくなってしまいます。

定着率を良くしたいのであればセルーションなど純度が高い脂肪を注入できる方法を選びましょう

吸引部分の圧迫が必要

注入するための脂肪を吸引した後は、その部分が空洞になってしまいます。

これを放置しておくと吸引部分から炎症を起こしかねません。そこで、患部を1週間ほど圧迫し続ける必要があります。

注入後のケアが必要

脂肪を注入した後、その部位を放置しておくとバスト内で脂肪分離してしまいデコボコとした質感に仕上がってしまいます。


そこで、術後からマッサージを始めてバストと脂肪をなじませます。初めは痛みを伴うためマッサージを負担に感じる人も多いのですが、見た目を美しくするためにも注入後のケアはしっかりと行わなければなりません

しこり

純度が低い脂肪を注入した場合、バスト内に石灰化が起こりしこりができることがあります。
乳がん検診でのエコー検査でしこりは黒い石灰化として現れるため、乳がんだと誤診されないためにも、あらかじめ脂肪注入経験があると伝えておくのがベストです。
また、一度できてしまったしこりでも医療機関にかかって治療することはできます。気になる方は医師に相談して診断を仰ぐようにしましょう。


なるほど、脂肪注入術は、昔に比べると拒絶反応は少なくなっていて、しかも定着率も高くなっているんですね。

昔は脂肪吸引の技術レベルが低かったこともあってよく合併症が問題になっていましたよね。
最近の技術は発達していますし、純度の高い脂肪を抽出できる方法も開発されています。定着率も高くなったので、脂肪吸引も利用しやすくなったのではないでしょうか。

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