年齢とともにバストラインが変化するのはなぜ?

若い頃はそれこそノーブラでもツンと上向きのバストだったのに、最近は何だか下がってきているような気がする…。

バストのこんな悩みは実は大きさに関係なく、誰にでも起こりうることです。

例えば、Aカップだからとカップつきインナーで済ませていると、やはりバストトップの位置は下がってきます。

女性の年齢を感じさせるパーツとして、肌や髪の毛が挙げられますが、ボディラインもその一つです。

ウエストのくびれやヒップラインの崩れだけでなく、バストの下垂も大いに関係しているのです。

 

バストの形が崩れてくる原因

バストの形が崩れてくる原因はホルモンバランスの変化、外的刺激、そして皮膚の老化などです。

一般的にバストラインに加齢による影響がはっきり表れるのは30代くらいと言われていますが、それには女性ホルモンが大きく関わっています。

女性の体は生涯に3回大きく変わるとされていることをご存知でしょうか。

最初は第二次性徴期。初潮を迎え、子どもから大人へと成長する時期です。バストが膨らみ始めたり、体全体が女性らしい丸みを帯びてきます。しかし、ホルモンバランスが不安定なため、太ったり肌荒れが起こりやすくなるのもこの頃。

次は妊娠・出産です。今度は女性から母へと体が変わっていきます。赤ちゃんを産み育てるのに適した状態になってくると言ってもよいでしょう。

バスト自体や乳頭が大きくなり、乳汁を分泌し、授乳しやすい形になってきます。

最後が閉経。女性ホルモンの分泌量が急激に低下するので、心身に更年期障害と呼ばれるさまざまな症状が出てきます。

いずれのステージでも女性ホルモンは重要な役割を果たしていることがわかりますね。

ところが、30代前半くらいをピークとして、その分泌量は徐々に低下に転じていきます。

言葉は悪いのですが、生物としての繁殖に最適な時期を過ぎたらその後は衰えていく…という自然の摂理なのです。

 

ホルモンバランスの変化によるバストへの影響

ホルモンバランスの変化はバストにもさまざまな影響をもたらします。

乳腺とそれを包む乳腺脂肪体の構成比が変わってくるため、バストそのものが柔らかくなってきます。それだけ「削げる」「流れる」といったバストの型崩れが起こりやすくなるのです。

また、柔らかくなったバストに、合わないブラジャーをつけていると衝撃や揺れを吸収できず、クーパー靭帯に与えるダメージもそれだけ大きくなります。言うまでもありませんが、クーパー靭帯の劣化はバストの下垂の原因の一つですよね。

そして、皮膚自体にも柔軟性や伸縮性がなくなってくるので、バストを支える力はさらに低下します。

そして、人間の体の突出している部分は引力の働きで下に引っ張られているという説もあります。バストも例外ではありません。皮膚やクーパー靭帯がその力に対抗できなくなっていると当然垂れてくるというわけです。

 

バストが削げる?

バストはまず「削げる」と言いますが、上部のボリュームが落ちてきます。「最近デコルテがやせてきた…」という人は、下垂の第一段階と言ってよいでしょう。

さらに進行すると、今度はバストの下側がハリを失い、乳頭が下を向いた「うなだれバスト」になってしまいます。

最終的にはバストの脂肪が外側や下に流れて、「下垂」と呼ばれる状態になります。トップとアンダーの差がほとんどなくなってしまうこともあります。

 

昔の人はブラジャーをつける習慣がなかったり、「体によくない」と避けていたことが多かったため、一定以上の年齢になるとバストが袋状に垂れさがってしまうこともめずらしくありませんでした。

和服の時代はそれでもよかったのでしょうが、現代ではそうもいきません。

若々しいボディラインを維持するためには、体に合った下着と適度なエクササイズは不可欠。

「今は心配ない!」という若い女性も、維持するためにぜひ正しい知識を身につけてくださいね。

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