バストを構成する3つの部位のと均等ケアの重要性

世界には多くの哺乳類がいますが、その中でもバストが発達しているのは実は人間だけです。

上体を起こした姿勢で授乳する類人猿やサル類でも、普段から乳房がふくらんでいるということはありません。これは人間が二足歩行に進化したことにより、オスにアピールする部位がお尻からバストに移ったためと言われています。

そんな、人間特有のふっくらと豊かでハリのあるバスト。男性にとって魅力的なことはもちろん、女性なら誰でも憧れ、いつまでも保ちたいものですよね。

そのためには自分のバストについてよく知っておくことが必要です。

バストの構造

バストは大きく分けて3つの部位から成り立っています。

大胸筋

まず、バストの土台とも言うべき大胸筋。

肺や心臓を保護する胸郭という骨格の上に位置する筋肉です。この部分が衰えてくるとバストそのものの形が崩れてしまいます。

特に姿勢には要注意!

日本人はもともと骨格的に肩が内側に入りやすい、つまり猫背になりやすいとされています。欧米人に比べて姿勢がよくないと言われるのはそのためです。エクササイズや体操が効果的ですが、普段から胸を張るよう心がけるなど、まずは大胸筋を意識するところから始めてみましょう。

クーパー靭帯

次に、「天然のブラ」であるクーパー靭帯。

肌のハリの源、コラーゲンの束からできており、バストの皮膚と内部組織を繋いで上向きの形を保つのに一役買っています。

ところが、このクーパー靭帯は一度伸びたり切れてしまうと残念ながら元に戻らないという特性があります。たとえスポーツをする時でもノーブラがよくないと言われるのは、バストの自重でクーバー靭帯がダメージを受ける恐れがあるからなのです。

また、バストは片方でも数百gの重さがあることをご存知でしょうか。

自分の体にくっついているものなので気にならないかもしれませんが、例えばCカップなら約500g、両方で約1kgを常にぶら下げている計算になるのです。胸の大きい人ならさらに重くなるわけで、クーパー靭帯への負担はかなりのものになるでしょう。悩みは肩コリばかりではないのです。

クーパー靭帯はコラーゲンからも成っていますが、コラーゲンは加齢によって徐々に衰えてきます。年齢とともにデコルテ部分が平らになり、肋骨が浮いてきた…という人はバストトップの位置も下がってきているのではないでしょうか?

バストの下垂を招くクーパー靭帯の劣化を防ぐには、適切なケアやバストをしっかりと支えられるブラを選ぶことが大切です。

内部組織

内部組織とは乳腺や乳腺脂肪体などのことです。

乳腺は乳汁を作るための小葉とそれを乳頭まで運ぶ乳管から成り、一つの乳房に15~25個が存在しています。

ブドウの房のような形をした乳腺を包み込んで守っているのが乳腺脂肪体で、バストの丸みや柔らかさの基にもなっています。

バストは90%が乳腺脂肪体、残りの10%が乳腺ですが、バストの大きさを左右するのは実は乳腺の方です。妊娠するとほとんどの女性がバストが大きくなりますよね。これは女性ホルモンの働きにより乳腺が発達し、それに伴って乳腺脂肪体も増加するからなのです。

逆もまたしかりで、マッサージで乳腺を刺激することで女性ホルモンが活性化され、バストアップが期待できます。肌の血行を促進し、新陳代謝も活発にしてくれるので、積極的に行ってみましょう。

3つの部位の均等なケアが重要

バストアップや形の維持のためには、この3つの部位を偏ることなくケアすることが大切です。

ただボリュームアップすればよいわけではないことは、お相撲さんの胸を見ればわかりますよね。「美しい」「ああなりたい」と思う女性はいないでしょう。重要なのはバストを支える大胸筋と吊り上げるクーパー靭帯とのバランス。

こうしたバストの構造について知った上で、トレーニングやマッサージ、食事や生活習慣など、さまざまな面から「バスト造り」について考えてみてはいかがでしょうか。


最も効果的なバストアップの方法について詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧下さい!

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