ブラジャーの選び方 コットンについておさらいしよう

ナイロンやポリエステルが主な素材のブラジャーやショーツでも、直接肌に触れる部分(カップの裏打ちやクロッチなど)は「綿100%」であることが多いですよね。

よほどファッション性を重視した一枚レースのものでもなければ、必ずと言っていいほど使用されている綿は、吸湿吸汗性に優れ、体にも優しいとして世界中で愛用されています。

肌の弱い人やベビー用の肌着向けの、栽培する農地の土壌から農薬の量まで、厳格な基準をクリアしたオーガニックコットンもよく知られています。

しかし、最近ではいついかなる時でも綿の下着がよいというわけではないという説が主流になってきました。

このサイトではバストアップを中心に取上げていますが、今回は下着に使われるの話題をお伝えします。

綿(木綿)の特徴

綿(木綿)はアオイ科ワタ属の種子からとれる繊維の総称です。

フカフカした白い綿毛は見た目にも可愛らしく、「コットンフラワー」の名で観賞用として人気を博したこともありました。

世界で最も古い栽培の痕跡は約8000年前のメキシコで見つかっていますが、インダス文明が栄えた地域(現在のパキスタンから北西インド周辺)でもほぼ同じ頃から行われていたことがわかっています。

一方のヨーロッパでは中世以降にようやく貿易によって綿織物がもたらされ、大変珍重されました。それまでは毛織物しかなかったので、軽くて吸湿性に優れた綿はまさに革命的な素材だったのです。

日本でも本格的な栽培が可能になるまで明など当時の先進国からの輸入に頼るしかなく、高級品でしたが16世紀に入ると一気に広まります。江戸時代には栽培法だけでなく流通経路も確立され、庶民にも手が届く身近な素材となりました。

綿の吸水性や肌触り

そんな綿の特徴は何と言っても吸水性や肌触りがよいこと。

通気性もあるので汗をかいても蒸れにくく、重ね着すれば保温性にも長けています。

かつては着物も洋服も、そんなにたくさん替えがあるわけではなく、かといって毎日洗濯もできないので、せめてもとその下に着ける肌着をこまめに取り替えて清潔を保っていました。

綿はそんな用途にぴったりな特性を多く備えています。現代でも肌着は綿に限ると言う人が多いのもうなづけますよね。

しかし、水に濡れると縮みやすく、弾性に欠ける(伸縮性がない)というデメリットもあります。

最近のように補正効果を求められるブラジャーには残念ながら不向きと言えるでしょう。

ただ、主な素材であるナイロンやポリエステル、ポリウレタンといった丈夫な合成繊維は、人によっては汗をかくとかゆくなったりかぶれたり、ニオイが気になるかもしれません。

これらは吸湿・速乾性に優れていますが、汗の水分だけが蒸発して、天然繊維に比べるとニオイの成分だけが残りやすい傾向があります。

これを予防してくれるのが綿。カップの内側などに使われているのはそんな理由からなのです。

綿の欠点

ところが、綿も万能ではありません。スポーツをする人を始め、汗を多量にかく人には不向きとされています。

というのも、綿は汗を吸ってはくれますが、一度濡れてしまうと乾きにくく、そのままにしておくと体が冷える原因になるのです。

その点では前述のように、吸収した水分を素早く蒸発させるポリエステル製の方がオススメ。

陸上競技の中継などを観ていると、ユニフォームが見るからに吸湿性のよくなさそうなツルツルした素材で、「気持ち悪くないのかな?」などと心配になりますが、実はこちらの方が理にかなっているのです。

ブラジャーはともかくとして、肌着を選ぶ時にはぜひ参考にしてくださいね。

まとめ

コットンをメインにしたブラジャーは可愛らしいデザインが多く人気があります。しかし耐久性や補正力ではやはり合成繊維のものに比べると一歩譲る形になるでしょう。

好みもあるため一概に「こっちにして!」とは言えませんが、必要に応じて使い分けるようにしてはいかがでしょうか。


最も効果的なバストアップの方法について詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧下さい!

シェアする