母乳育児でバストはこうなる 避けられない?乳頭の形と色の変化

私も最初は完全母乳での育児を目指して頑張っていました。

しかし、赤ちゃんが満腹しているかどうかも、充分母乳が出ているかもわからなかったので、結局無条件にミルクを足す混合栄養に。

きちんとしたお母さんなら病院でやっていたように授乳の前後に体重を測って、どれくらい増えているかで分泌量を把握するものらしいのですが、私は基本的にズボラな性格なのでそこまではできませんでした…。

それでも赤ちゃんはぐずったり寝なかったり体重が増えないということもなく、順調に成長していきました。生まれた時は未熟児ぎりぎりの体重だったのが嘘のようです。初めは20ccだったミルクも40ccに、80ccに…と飲む量が倍々ゲームのように増加しました。

3時間置き、という授乳も、赤ちゃんが欲しがらなければこだわらないようにしていたので、4時間空けることもあるというお気楽ぶり。

保健師さんに知られたら怒られるかも…と健診の度にビクビクしていましたが…。

授乳期のバストの悩み

授乳期の女性が発症しやすいのが乳腺炎です。

これはバストがどんどんおっぱいを作っても、赤ちゃんが飲んでくれないと中で溜まって炎症を起こすもの。チリチリしたむずがゆいような痛み程度から、高熱が出て自分でも触れないほど腫れあがってしまうほど重症化する人まで、症状はさまざまです。

いちばんの予防法は赤ちゃんにとにかく吸ってもらうか、それでも余るようであれば搾乳して、乳管内に残さないようにすること。

もし痛みを感じたらすぐに冷やすようにしましょう。また、牛乳やバター、生クリームなどの動物性脂肪は摂りすぎると乳管が詰まる原因になりやすいので注意してください。「絶対にダメ!」ということはありません。ほどほどなら甘いものはストレス解消にも効果的なのです。

授乳期のバストのケア方法

軽度であればバストや乳管開通法と呼ばれる乳頭のマッサージで解消できることがあります。

乳頭から乳輪までを親指と人差し指、中指の3本でつまんで引っ張ったりひねったりして、痛みや固い部分があったら乳管に詰まりがある証拠。引き続き3本の指でいろいろな方向から揉みほぐしましょう。それによって乳汁と一緒に詰まっていた塊が出てきます。

授乳の前などに根気よく行うのがコツです。

また、入浴時に体を温めながらマッサージするのも効果的。しこりになっている部分を揉むのでなく、乳頭の方に向かって動かすようにしてみてください。

乳管内に溜まっている乳汁を流すようなイメージです。力を入れる必要はありません。

入浴後すぐに授乳するのも、詰まりやしこりが取れやすくなるのでオススメです。

熱があるようなら逆に入浴やマッサージは厳禁です。かえって悪化させる恐れがあるので、無理に触らず、とにかく冷やすようにしてください。

最もよい治療法は赤ちゃんに吸ってもらうことなのですが、どうしても痛くて我慢できないようであれば産婦人科などで相談してみましょう。

バストが張って痛い場合

私は幸い乳腺炎にはなりませんでしたが、一度だけ「バストが張って痛い」という経験をしたことがあります。

それは知人の結婚披露宴に招待された時。

行き来の時間も含めて、トータルで6時間ほど授乳をしなかったのですが、普段だいたい3~4時間置きに行っているため、バストがちゃんとそのような体制になっていたらしく、披露宴の最中にはもうチクチクと刺されるような痛みが出てきてしまいました。

帰宅する頃にはバストは石のように硬くカチカチになっていて、触ると飛び上るほど。

せっかくのドレスアップもどこへやら、家に入るなりもろ肌脱いで、赤ちゃんにくわえさせてようやく一息つけたのです。

しかし、一旦固くなってしまったバストはそれだけではよくならず、入浴時に搾ったりしたのですが完全に元通りになるまでに丸一日かかった覚えがあります。

乳腺炎の辛さを垣間見た思いでした。

授乳期間中のバストの大きさ

授乳期間中は出産前に購入しておいたストラップオープン式のマタニティブラか、慣れてきた後期はクロスオープン式のハーフトップを愛用していました。

この頃はバストアップやバストラインを整えることより、乳腺を圧迫しない楽なものの方に手が伸びるもの。

出産前は絶対にダメ!と思っていたのに、いざそうなってみると無理して体型補正効果のある下着を身につける気にはとてもなれませんでした…。

人間楽な方へ楽な方へ流れがちであるというよい(悪い)見本です。

しかし、授乳のおかげでバストそのものはボリュームアップしたものの、乳頭部はどうしても妊娠前と形が変わってきてしまいます。

最もよく聞かれるのは、伸びたり下を向いてしまうというもの。

実はこれは授乳の姿勢に原因があるとされています。

赤ちゃんを膝に乗せたり横抱きにして飲ませる場合、高さを調整するために女性の多くは無意識のうちに前かがみになりがちなのです。

その結果、赤ちゃんが吸うのに引っ張られて、それでなくても柔らかくなった乳頭は変形しやすいというわけ。

また、授乳後乳頭が潰れたようになっていたら、くわえ方が浅く、充分飲めていない可能性があります。誤解されがちなのですが、おっぱいを飲ませる時は赤ちゃんの口でなく鼻と乳頭が向き合うようにするのが基本。下あごがバストに触れるようにさせると、しっかりくわえられ、傷もつきにくいのです。

つまり、適切な姿勢で授乳することは、赤ちゃんだけでなく女性のバストにとっても大切であると言えるでしょう。

授乳する時の姿勢は、赤ちゃんの頭・肩・腰が一直線になっており、体がねじれていないなどいくつかのポイントがあります。もちろん、女性が楽であることも重要。

新生児のうちは授乳用のクッションを使うとよいでしょう。女性の腰への負担を防止するためにもぜひ活用してください。

変形してしまった乳頭のケア方法

変形してしまった乳頭のケア方法としては、別項でも紹介したラノリン由来のクリームなどで保湿すること、ブラジャーの着け方に気をつけることなどがあります。

そもそもが授乳によるものですから、断乳すると徐々に戻るという説もありますが、少なくとも私は完全には治らず、気持ち下向きのままです。

そこで、まずクリームで上を向くようにマッサージすることや、乳頭の皮膚そのものにハリを持たせるよう心がけています。

ブラジャーをする時も、ただ着けるのではなく、乳頭が正面を向くようにカップに収めます。つまり、毎日の授乳で変形してしまったのであれば、逆に根気よくケアを続けることで改善も期待できるということです。

そして、なんといっても猫背はバストアップの大敵。乳頭だけでなくバストそのものが下を向いた「うなだれオッパイ」への進行を助長する恐れがあります。

繰り返しになりますが、背中を丸めた状態での授乳はバストの型崩れや乳頭の変形に加えて腰痛や肩こりの原因にもなりかねません。授乳の体勢に気をつけ、大胸筋や背筋を鍛えるエクササイズを取り入れてみてください。

色が濃くなってしまった場合の対応法

では色が濃くなってしまった場合はどうすればいいのでしょうか?

授乳中はなかなか難しいかもしれませんが、美白効果のある乳頭専用のクリームや皮膚のターンオーバーを促す石けんなどを使うことで改善は期待できるでしょう。

もともとの肌色もありますが、乳頭の色が濃くなるのは授乳による刺激でメラニンが生成されるから。皮膚を保護するために人間の体に備わった働きなのです。

そこで新陳代謝を高めることで余分なメラニンが体外に排出され、徐々に色が薄くなってくる…というわけですね。

ただし、顔用の美白化粧品を乳頭に流用するのは勧められません。角質の厚さが異なるので、同じような効果はまず得られないでしょう。

断乳後、ケアしたいと思う人はぜひ専用のものを使うようにしてください。


最も効果的なバストアップの方法について詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧下さい!

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