出産・授乳期にバストに生じる肉割れの原因と予防対策

妊娠すると、胎児の成長とともにバストは女性美の象徴から授乳のための器官へと変化していきます。

個人差はありますが、妊娠初期からバストにハリが出始め、徐々に大きくなりますが、これはホルモンの働きによって乳腺が発達するためです。

これから生まれてくる赤ちゃんに十分なおっぱいをあげられるようにという、哺乳類に備わった自然の能力です。

バストに生じる肉割れ

バストは通常、ブラジャーのサイズで表すと1~2カップほど大きくなります。

しかし、「見た目が美しい」と言うより「母性的でふくよか」という表現がふさわしく、バスト全体が丸く膨らんでくるので、サイズアップはしても「ツンと上向き」というわけにはいかないかもしれません。

また、短期間に大きくなりすぎないよう注意が必要です。

食べていないと気持ちが悪くなる、あるいは食欲に歯止めがきかない「食べヅワリ」の人はもちろん、体重管理をしていないと体重が大幅に増加、必要以上の脂肪を抱え込むことになります。

当然バストにも脂肪が蓄積され、極端な場合に皮膚の伸びが追い付かず、「肉割れ」を起こしかねないのです。

「肉割れ(ストレッチマーク)」は、成長期にも見られますが最も顕著なのは「妊娠線」という別名からもわかるように、妊婦のお腹にできるものです。

皮膚は表皮・真皮・皮下組織で構成されています。このうち、肉割れの原因となるのが真皮部分。

ハリや弾力のもとであるコラーゲンやエラスチン、保水成分ヒアルロン酸などが格子状に組み上がってできていますが、急に太ったり背が伸びたりすると、この部分のコラーゲン線維に傷がついてしまいます。

過剰な紫外線はシワやたるみのもとと言われていますよね。これは表皮を支える土台(真皮)がダメージを受けるためです。

肉割れができるのも同様の理由です。

コラーゲン線維が裂けてしまうことで、初めは赤みを帯びた筋として表れます。

時間の経過とともに白っぽくなりますが、残念ながら一度できてしまったら自然に消えるようなことはありません

バストに生じる肉割れの原因

とはいえ、体質的にできやすい人や、いくら注意していてもバストが急激に大きくなる人もいます。

妊娠5か月目くらいから授乳をスムースにするためにバストの手入れを指導されますが、併せて肉割れ防止のケアを習慣づけるとよいでしょう。

肉割れのできるもう一つの原因は、「乾燥」。

人間の皮膚は適度な水分と皮脂が混ざり合ってできる皮脂膜によって外的刺激や異物の侵入から守られています。

しかし、肉割れの起こりやすい太ももや腹部、バストはもともと皮脂分泌が少なく、乾燥しやすい部位です。

皮脂膜が充分にできないと、そこから水分がどんどん蒸発してしまい、皮膚の柔軟性が失われます。

その結果、肉割れを起こした部分が硬くなり、目に見える痕として定着してしまうのです。

水が干上がった池や沼、ダム湖の底などを想像してください。カラカラに乾いてひび割れていますよね。これと同じ現象が皮膚でも起こると考えてください。

バストに生じる肉割れの予防対策

これを防ぐのに有効なのが保湿とマッサージ。

ボディローションでも充分ですが、肉割れ(妊娠線)を予防する効果のある専用のクリームが何種類も発売されているのでチェックしてみてもよいでしょう。

マッサージはバスト全体にたっぷりクリームやボディローションをなじませてから行ってください。

特に高価なものでなくてもよいので、量を惜しまず使ってほしいものです。

バストの外側は肉割れができやすいので、外側→内側へと円を描くように、指の腹で優しく撫でていきます。

その後、首の方へバストを持ち上げるように。

動きはバストアップマッサージと似ていますが、妊娠中は刺激しすぎると子宮の収縮に繋がるので、お腹の張りを感じたらすぐ中止するようにしましょう。

出産・授乳期を終えた後も美しいバストを保てるかどうかは、妊娠中からのケアに左右されます。

ぜひ日課に加えてくださいね!


最も効果的なバストアップの方法について詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧下さい!

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