巨乳はいつから使われている? ボイン・デカパイ・スイカップ&ロケットオッパイの起源

人並み外れて大きいバストは「巨乳」、小さければ「貧乳」、大きさと形のバランスがよい「美乳」…女性のバストを表現するこれらの言葉は、登場して20年足らずでありながら、すっかり定着した感があります。

毎年「流行語大賞」が話題になりますが、社会問題や風俗がその年を象徴するキーワードとなるのは今に始まったことではありません。

また、歴史上の人物が遺した言葉が格言となって、ビジネスマン向けの自己啓発書に取り上げられたり、最初は流行り言葉や隠語だったのが日常使いの日本語となった例も数多くあります。

バストに関する表現も然り。

ここではそんなバストの呼称の変遷について見てみましょう。

「ボイン」

先ごろ逝去した漫画家・小島功氏の代表作、「ヒゲとボイン」のタイトルにも使われているこの言葉、「巨乳」の登場以前に豊かなバスト(またはその持ち主の女性)を表すものでした。

語源には諸説ありますが、1960年代後半、成人向けの深夜番組の司会者大橋巨泉氏が同世代の女優 朝丘雪路さんをこのように評したというのが最も有力とされています。

その女優のバストが当時としては豊かで、「ボイーンとした感じだったから」という理由だそうです。

由来というほどのこともなく、単にイメージや擬音からの連想のようですね。

対義語として「ナイン(今で言う「貧乳」)」があります。「ボイン」に対して胸が「ない」という意味でしょう。

長らく一般的に使われていましたが、現代では死語と言っていいほど廃れています。50代以上の男性が「うっかり」口にする程度でしょうか。

「デカパイ」

「ボイン」よりもスラング的な表現と言うべきでしょうか。

語源はもちろん「でかいオッパイ(少々下品ですね)」。1980年代まではバストの大きい女の子をからかう時に頻繁に使われた言葉です。

対義語は「ペチャパイ」。どちらも実際に言われると意外なほどダメージが大きいのですが、現代ではさすがにほとんど使われないようです。

「巨乳」

日本で「巨乳」という言葉が使われたのは、1985年に劇場公開されたアメリカ成人映画の邦題が最初であるとされています。

80年代後半には成人向けの雑誌やビデオのキャプションにも多用されるようになりました。

しかし、一気に広まるきっかけとなったのはやはりAV女優・松坂季実子の登場でしょう。

公称110.7cmという、当時としてはとんでもないサイズ(実際には90cm台だったそうですが)のバストの迫力で、一般人にも強烈な印象を与えたのです。

それ以後、続々とそれまで巨乳とされた「Dカップ」「Eカップ」を超えるバストの持ち主が現れ、「爆乳」「魔乳」「超乳」などの派生語も誕生しました。

余談ですが、80年代後半の少年漫画「巨乳ハンター」(安永航一郎作)の主人公扮する巨乳キャラの衣装の胸には「D-cup」のプリントがありました。当時はDカップでもかなり大きい方に分類されていたのです。

現代では標準より少し上程度で、決してめずらしくなくなっていることを思うと、この20数年で日本女性のスタイル向上が実感できますね。

「スイカップ」&「ロケットオッパイ」

これらはどちらかというとバストの形状を表す言葉ですが、いずれも人並み以上のボリュームがなければこのようには呼ばれません。

「スイカップ」は山形県出身のアナウンサーが95cmの豊満なバストを持っていたことと、名産のスイカを掛け合わせた造語です。まさにスイカが胸にくっついているかのように丸く豊かなバストを表現するのに使われます。

ちなみに、スイカを英語で「watermelon」と言いますが、スラングでも「爆乳」という意味だそうですよ。

「ロケットオッパイ」は欧米人に多い釣鐘型で、なおかつ前に突き出している形を言います。

昔のロボットアニメに必ず登場していた女性型ロボット(マジンガーZのアフロダイA)がバスト部分からミサイルを発射することからの連想でしょう。

アニメや漫画など、二次元キャラに多いタイプですが、若い世代には実際にこのようなバストの持ち主も存在します。

ぜひ維持するよう努めてもらいたいものですね。


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