知っておきたい!バストの病気 乳腺のしこりは乳がんや乳頭異常分泌は可能性

女性美や母性、歴史的には豊穣の象徴ともされたバストのふくらみ。

時に芸術家にインスピレーションを与え、ファッションにも数々の影響をもたらしました。

男性には持てないものだけに、神聖視されたり美の基準となることも。

当の女性たちにとっても、バストはアイデンティティの一つと言えるのではないでしょうか。

そんなバストを美しく保つためには、その健康にも留意する必要があります。

乳腺のしこり

補正のためにバストをブラジャーのカップに収めようとしていたら、指先にコリっとしたものが触れた。「あれ?」と思って改めて触ってみると、明らかな違和感が…。

こんな時、どんな女性でも一瞬血の気が引くように感じるのではないでしょうか。

バストのしこりと言えば乳がんの代表的な症状。よく知られているだけに、パニックに陥ってしまったとしても無理はありませんよね。

しかし、バストの異常を訴えて医療機関を受診する女性のうち、悪性腫瘍(=乳がん)である割合は10%にも満たないと言われています。

しこりやバストの痛み、乳頭から血性の分泌物が出るといった症状は乳がんに特有のものではないのです。

とはいえ、用心に越したことはありません。

「何かおかしい…」と感じたら、外科(乳腺外科ならなおよい)を受診するとよいでしょう。

乳腺にしこりができる原因

乳腺のしこりは乳がんに代表される悪性と乳腺症などの良性のものがあります。

乳腺症はホルモンバランスの乱れが原因で起こる症状の総称で、小さなしこりがいくつかできたり、圧痛(押さえたり触ったりすると痛む)を伴ったりします。

また、生理前に顕著になることが多いという特徴もあります。

ほとんどの場合治療の必要はありませんが、定期的に検査を受けるようにしてください。

乳腺症は出産経験のある女性ならおなじみでしょう。

乳汁の滞留や細菌感染が原因で乳腺が炎症を起こし、激しい痛みや発熱を引き起こすものです。

乳腺線維腺腫は若い女性に多く、しこりの大きさは1~2cmで柔らかいのが普通です。

多発したり両側のバストにできることもあるので心配になるかもしれませんが、特に治療は必要ないとされています。

筆者は20代の頃、乳頭異常分泌にかなり長期間悩まされていました。

ブラジャーに褐色のシミがついており、始めは何かこぼしたのかな?と思ったのですが、何気なく乳頭に触れたらぷくりと液体が溢れてきたのです。

その時の衝撃たるや、今思い出しても背筋が寒くなります。

ちょうど同じ頃、伯母が乳がんを宣告されていたため、ナーバスになっていたこともありますが、頭の中で最悪の想像が展開されたのもはっきり覚えています。

産婦人科や外科を訪れ、触診やエコー検査の結果下された診断は「乳腺症」。しこりはないし悪性ではない、薬も飲まなくてよい、と言われましたが、異常分泌も不安も治まらず、とうとう地域でいちばん大きな総合病院でマンモグラフィと分泌物の細胞診を受けることにしました。

そこでの診断もやはり「乳腺症」。

ここに至るまで約2年。さすがにこれだけ調べてこの結果なら、本当に大丈夫なんだろうと肩の力が抜けました。

症状はそれからも3年ほど続きましたが、その間受けた乳がん検診でも異常はなく、気がついたらなくなっていました。

今では「乳がんかもしれない」という恐怖感や不安が症状を招いていたのではないかと思っています。

その頃はまだ、乳房のみならず大胸筋まで切除するハルステッド手術が主流だったということもあります。「乳がん=バスト切除」が一般的な認識だったため、女性は今よりもずっと乳がんを恐れていたのです。

筆者も例外ではありませんでした。「もしも悪性だったら…」「バストを取ることになったら…」と悪い方悪い方へと考えてしまい、毎日鬱々としていました。

これでは心身によくない影響があっても不思議ではありませんよね。

「病は気から」ということわざのとおりです。

もし、バストに関して不安な症状があれば、すぐにでも医療機関にかかりましょう!

バストの美しさのためにも、マイナス思考は排除したいものですね。


最も効果的なバストアップの方法について詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧下さい!

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