日本人と欧米人でなぜ体型が違うの?

「日本人向け」「日本女性の体型を考えた」という枕詞のついた商品は多く、下着に関しても例外ではありません。

例えば、リフトアップブラの最高峰と呼ばれ、「コレールライン」とその着用時の美しさを称えられるフランスの「コレール」。

19世紀半ばの創業以来、一貫して上向きバストにこだわってきたメーカーですが、約30年前、日本に進出するにあたり改良を加えた日本向け製品を開発したそうです。

このように、日本人と欧米人では体型が違うため、メーカーも色々な対応をしています。

日本人と欧米人でなぜ体型が違うの?

日本人と欧米人(黒人も含め)では、根本的に体のつくりが異なることはすでに述べたとおりです。

同じ身長でも脚の長さや腰の位置の高さ、バストやヒップの大きさ・形などが違うのは一目見てわかりますよね。

これは長きに亘る生活様式のためという説があります。

欧米人・黒人の祖先は、狩猟民族でした。動物や魚、鳥を狩って食物としていたのです。

弓矢や槍などの狩りに必要な道具は「引く」動きが多いですよね。また、獲物を追いかけて早く走れるようにならなくてはなりません。

これらの動作は体の後ろ側の筋肉をよく使います。そのため背筋や太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)がつきやすい体になったと言われています。

一方の日本人は弥生時代から脈々と続く農耕民族です。

畑仕事や田植えなどは前かがみになることが基本。体を「伸ばす」よりも「縮こまる」方が農作業には都合がよかったのです。

その結果、狩猟民族と農耕民族の間には「骨盤の傾き」という決定的な違いが現れました。

骨盤が前傾しているとハムストリングスが収縮して、早く走るのに不可欠な「蹴る」力が出しやすくなります。

ところが、素早い動きをする必要があまりなかった農耕民族(日本人)は、骨盤が後ろに傾いています。

いくらヒップアップに効果的とされるエクササイズをしても、欧米人のようにツンと上を向いたお尻にならないのはこのためです。

また、オリンピックの陸上競技で、日本人選手の多くが予選を突破することも難しいのは骨盤の影響もあると考えられるでしょう。

骨盤とバストラインの関係

そして骨盤の後傾はバストラインにも無関係ではありません。

まず、力を入れずに椅子に座ってみてください。腰が丸くなっていませんか?

日本人の多くは意識しないと自然に腰椎が前に彎曲して、お尻全体に体重をかけることになってしまうのです。

そして、お尻から腰にかけての起伏が少ない「扁平尻」ができあがり、それに合わせてお腹側が縮むため、上半身が丸くなる「猫背」を招くというわけ。

美しいバストラインを作るには、猫背は大敵ということはご存知ですよね。

下垂の原因となるばかりか、トップが下を向いた「うなだれバスト」が常態となりかねません。

エクササイズや筋力トレーニングによって後傾をカバー

日本人が猫背になりやすいのは体の構造的にある程度仕方のないことです。

しかし、何の注意もせず放っておけば定着してしまいます。

猫背は見た目がよくないだけでなく、内臓が圧迫されるので体の不調や機能低下を引き起こす可能性もあります。

また、背骨に負担がかかるので椎間板ヘルニアを起こしやすくなるとも言われています。

骨盤そのものの形は変えられませんが、エクササイズや筋力トレーニングによって後傾をカバーすることは充分できます。

TV番組で、美意識の高いセレブ姉妹が「座る時はお尻を潰さないように腰を立てる」と発言したことがありますが、実はこれだけでもちょっとしたエクササイズのような効果が期待できることをご存知でしょうか。

ちょっと腰をまっすぐにして座ってみるとわかりますが、椅子とお尻の接地面が小さくなり、自然に腹筋に力が入り、上半身が引き上げられますよね。

「腰を立てる」ことが猫背の改善に繋がることが実感できるはず。

バストアップエクササイズと併せて、ぜひ取り入れてみてください。

まとめ

最近ではバストをホールドするだけでなく、背筋を伸ばす矯正ベルトがついたベストのようなブラジャーも多く発売されています。

どちらかというと健康用品寄りですが、普段から背筋や肩の痛みに悩まされている人は試してみてもよいでしょう。


最も効果的なバストアップの方法について詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧下さい!

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