断乳後のしぼんだおっぱいのケア

母乳で育てている人の多くが悩むのが「いつ断乳するか」ということではないでしょうか。

長らく日本では1歳を過ぎたら母乳を与えるのを止める「断乳」を奨めていました。いくら子どもがおっぱいを欲しがってもバストが張っても、世の女性たちは泣く泣くその教えに従っていたのです。

乳頭に辛子を塗ったり、バストに目玉のような絵を描いたり、あるいは母乳を搾って捨てては「もう出ないよ」と宣言したりといった涙ぐましい努力をする人も少なくありませんでした。

無理に断乳する必要はない?

ところが、近年母乳の持つ効果が見直され、「無理に断乳する必要はない」という動きが表れてきています。

免疫力についてはよく知られていますが、成長してからの認知能力によい影響がある、生活習慣病にかかりにくくなるといったことが研究の結果わかってきたそうなのです。

また、世界保健機構(WHO)でも、少なくとも2歳を過ぎるまでは母乳を与えることを推奨しています

それ以後も、自然に離れるまで、欲しがれば与えるのがよいと言われるようになってきています。

もちろんそれぞれ生活環境も母乳の状態も異なるのですから、一概に「こうするべき」と言うものではないでしょう。実際、母乳育児にはメリットもデメリットもあるのです。

例えば、子どもが卵や牛乳、大豆などのアレルギーだと、母親も当然それらを口にすることができなくなりますよね。

ケーキやアイスクリームなどの嗜好品であればある程度我慢できるかもしれませんが、米や小麦といった普段の食事に登場するようなものだとかなり食べられる食材が制限されてしまいます。

何を買うにも成分表示をチェックして、アレルゲンを避けなくてはいけないなど、ストレスの素になりそうなことを日常的に行わなくてはならなくなるとしたら、「何がなんでも母乳で!」と周囲から言われる筋合いはないと思いませんか?

また、バストラインを保つにはやはり母乳を長く与え過ぎない方がよいというのが一般的です。

私の知り合いにも、子どもが欲しがるままに与えていたら卒乳のきっかけを逃してしまい、5歳頃まで離れなかったという人がいます。

その子は母乳が出る出ないではなく、おっぱいを吸うことで安心感を得ていたようですが、いつでもどこでもむしゃぶりついてくるので困る、とこぼしていたこともありました。

その結果、バストは見事にしぼんでしまい、乳頭は長く伸びていかにも授乳後という形が固定してしまったそうです。

私の断乳(卒乳)体験談

では私自身はどうかというと、母乳とミルクを併用する混合栄養だったためか、断乳(卒乳)は比較的スムーズにいった方だと思います。

子どもが1歳になった頃から仕事に復帰していたので、昼の間は実家の母に預けていたという事情もありました。

しかし、その頃にはすでに夜中に起きることもほとんどなくなっていましたし、寝かしつける時にくわえさせるぐらいで、特におっぱいを欲しがるようなこともなかったので私自身もバストが張って困ったりはしませんでした。

乳腺炎になることもなく、気がついたら断乳していた、という感じです。

断乳跡の下垂

そうなるとマタニティブラジャーとは一刻も早くお別れしたいもの。

以前使っていた補正機能のあるブラジャーに早速スイッチしました。

ところが、やはりバストの形そのものが大きく変わっていたのでしょう。サイズはほとんど変わらないはずなのに、きちんとカップに収めることができなくなっていたのです。

体重も完全には戻っていませんでしたし、肉質が全体的に柔らかくなって、寄せやすくはありましたが、まあ「緩んだ」という表現の方が正しいような状態でした。

ブラジャーの上部からはお肉が溢れんばかりなのですが、カップが食い込んで段ができてしまう有様。

これが意味するところが何だかお分かりでしょうか?

そう、「下垂」です。

「残念オッパイ」脱却を目指して

サイズ的にも一回り小さくなったバストは、どちらかというと「しぼんだ」ように見えました。

以前は肉質が固めだったのですが、断乳後は柔らかく、動かしやすくなったように感じます。

そこで、遅ればせながら補正下着を試してみることにしました。以前使っていたものですが、サイズ的には問題がないはずですし、もし多少苦しいとしてもホックが3列あるので調節できると思ったのですね。

ところが、やはりそんなに簡単なことではありませんでした。

アンダーバストが65では、いちばん外側でもいっぱいいっぱいで、ロングブラやスリーインワンは食い込みすぎてまさしくコルセット状態。

ウエストが締めつけられる分、やわらかくなった贅肉は上下に移動して、はみ出したり段を作ったりします。

肝心のバスト部分もワイヤーのカーブが合わないのとカップの容量が足りないので脇に流れてしまうなど、補正という役割をとても果たしてくれるとは思えませんでした。

これは下着のせいというより、きちんとサイズに合ったものを用意しなかった自分が悪いのですが、圧迫感がキツくてこの方法は挫折。

それでもこれだけは、という思いからブラジャーはバストを持ちあげる効果の高いものや、カップの下半分に厚めのパッドが入っているバルコニータイプを普段から着用するようにしました。

マッサージやエクササイズも導入

次にマッサージや簡単なエクササイズもバストの下垂や型崩れを改善するには効果的です。

よく、「赤ちゃんをあやしながら筋トレ」といった方法が雑誌やテレビで紹介されていますよね。

残念ながら私の子どもはもう片手で持ちあげられるような大きさではなかったので、もっぱら手近にある本などを活用して行っていました。

特に注意したのは背中を丸めないようにすること。一日パソコンに向かっている仕事柄、どうしても肩コリや首の痛みが出てくるのですが、これらの症状の多くが姿勢の悪さから来ているということはすでに別項で述べたとおりです。

猫背は見た目がよくないだけでなく、バストへの栄養供給を滞らせたり、胸筋・背筋が衰える原因になるなど美容や健康に悪影響を及ぼします。

そこで気づいた時に背筋を伸ばすようにしたり、ストレッチをすることを心がけました。

正直なところ、年齢もあって、「バストはもうケアしなくてもいいかな…」と思ったこともあります。

誰かに見せるわけではないし、水着になることもそうそうないだろうし、自分のバストが下垂したり小さくなったりしても誰も気にしないよね、と。

しかし、やっぱりそれでは自分が嫌でした。

このまま放っておけばバストだけでなくボディラインも崩れていくでしょうし、「オバサン体型」まっしぐらです。周囲のお母さん方よりも年齢がいっている分、負けたくない、キレイでいたいという思いがありました。

何より、子どもに「キレイなママ」と言ってもらいたかったのです。

下着に再びお金をかけるようになる

この頃は洋服よりも下着にお金をかけるようになっていました。

安いからと量販店でデザイン重視で買うのではなく、下着専門店やそのお店の通販を利用したりして、必ず自分のサイズに合うもの、そして体型をキレイに見せてくれる物をチョイス。

キレイにボディメイクできた時は、その日一日気分よく過ごせますし、自然に背筋も伸びて颯爽と歩けます。

これは決して気のせいではありません。

洋服やメイクにも言えることですが、身に着けていて自分のテンションが上がるアイテムは、やる気や前向きな気持ちの源となるホルモンの分泌に効果的であることがちゃんと立証されています。また、女性ホルモンにもよい影響を与えてくれるのです。

私の場合はそれが下着であり、バストラインだったというわけですね。

デコルテや首筋は最も年齢の表れやすい部位ですから、併せて手入れすることも怠らないようにしていました。「


最も効果的なバストアップの方法について詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧下さい!

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