マタニティブラを初体験 実用性があるおすすめ下着の選び方

妊娠するとバストは授乳のための器官へと変化していきます。

サイズは同じでも外側が発達して全体的に丸みを帯びてくるので、それまでのブラジャーだと締めつけや食い込みを感じるようになるかもしれません。

私がマタニティブラを買おうと決心するまで

私もやはり妊娠2ヶ月の頃にはバスト全体に張りが出てきて、補正力の強いブラジャーが窮屈になってしまいました。

しかし、なかなか実用一辺倒のマタニティ用に切り替える決心がつきません。

自他共に認める下着フリークの意地のようなものでしょうか。

ボディラインを整えるのでなく、包み込むようなマタニティブラのデザインは、はっきり言ってオシャレなものではありませんでしたし、妙にファンシーな柄やパステルカラーばかりなのも気に入らなかったのです。

当時人気のあった女性漫画家がやはり妊娠中に普段使っている下着で通したと実録漫画に描いているのを見て、「そうか、絶対マタニティ用にしなくちゃいけないわけじゃないんだ」と気づき、早速真似しました。

まずブラジャーのパッドを抜き、ホックを緩めに留めることで対応。

週数が進んで、さらにバストが大きくなると今度は以前使っていたフルカップでサイズ大きめのものを復活させました。

その結果、妊娠後期に入るまでブラジャーを買い換えることなく過ごせたのですが、さすがにその頃になるとワイヤーすら苦しくなってきます。

私はバストのすぐ下くらいからお腹が大きくなったので、座っていると圧迫されてアンダーベルトが食い込むのも悩みの種でした。

母乳で育てるつもりだったので、今後必要になることは間違いないし、いよいよかな…とようやく産前産後用のブラジャーを購入することにしたのは妊娠8カ月の頃。

バストはすでに2カップはサイズアップしていた覚えがあります。

マタニティブラを初体験

できるだけマタニティ用に見えないものを、という基準で選んだのはストラップオープンタイプのもの。

これはストラップについているくちばし型のホックを外してカップを開閉できるので、胸をはだけなくても授乳可能。また、デザイン的にも最も普通のブラジャーに近く、抵抗なく着けることができそうでした。

ただし、ささやかなこだわりとして、マタニティ用としては少ない、黒でレースを使ったものにしました。

実際に着けてみると、ノンワイヤーなので楽ではありましたが、やはりバストの補正力は今一つ。

バスト(と乳腺)を保護する役割がメインなのだな…と実感しました。

マタニティブラが必要な理由

話は前後しますが、妊娠中期になると「母親学級」などで乳頭部の手入れをするよう指導されます。

これは乳頭を柔らかく、伸びやすいようにして赤ちゃんがおっぱいを吸いやすいようにするために不可欠なこととされています。

引っ張ったり回したりして(少々生々しいですね)、皮膚に柔軟性を持たせておくと切れたり割れたりしにくくなるのです。

ただし、乳頭部の刺激はお腹の張り(子宮の収縮)を促すので、熱心にやりすぎるのもNG。

もし張ってきたらすぐに止めること…など、注意点についても教えてもらいました。

私は気が向いた時に行うぐらいでしたが、こうしたバストの手入れを行うにも、マタニティブラジャーは都合がよいというわけです

出産後の対応

さて、無事出産を終え、我が子と対面して感動に浸るのもつかの間、新米ママには直ちに「授乳」という任務が課せられます。

出産当日こそ体力の回復のため安静となりますが、通常翌日には授乳だけでなく沐浴の仕方だの赤ちゃんのお世話の仕方だののレクチャーが始まるのです。

のんびりしている時間はあまりありません。

何しろ新生児の授乳は3時間おきが基本です。しかし、自分も初心者なら赤ちゃんもおっぱいを吸うのは初めてのこと。いくら本能的なものとはいえ、そうそう初めからうまくいくわけもないのです。

初めての授乳

初めての授乳は出産翌日、助産師さん立ち会いのもとで行われました。

現在ではあまりされなくなっているようですが、当時は赤ちゃんに乳頭を含ませる前に清拭(消毒)するのが当たり前でした。

専用のコットンを使って拭き取り、それから横抱きにしてくわえさせます。

ちなみにこの清拭、初めのうちこそ真面目にいちいち行っていましたが、赤ちゃんがぐずっている時などは一刻を争うとばかりにそのまま飲ませるようになり、そのうちなし崩し的にやらなくなってしまったことをここに報告しておきます。

赤ちゃんは自分の母親のおっぱいの匂いを本能的にかぎ分けると言われています。実際、母乳をしみ込ませたガーゼを置くと、ちゃんとそちらへ顔を向けるそうです。

乳頭や乳輪の色が周囲の皮膚に比べて濃いのも、まだ目がよく見えない赤ちゃんを誘導するためなのだとか。

しかし、最初はやはり散々な結果に終わりました。

こちらも不慣れですし、姿勢をどのように保ったらよいのかわからなくて汗だく。赤ちゃんもまだ上手に飲めなくて、機嫌が悪くなる一方でした。助産師さんや見舞に来てくれていた母などは経験者ですから笑っていましたが、こちらは真剣そのものです。

「何で笑うんだ…」と逆恨みした覚えがあります。

片方5分ずつ吸わせて足りない分はミルクで補い、体重を測る…これを夜昼関係なく3時間置きに行うのですから、なかなか飲んでくれなかったり寝つきが悪い赤ちゃんだと、すぐに次の時間が来てしまいます。新米ママが寝不足になってしまうことがあるのも無理はないでしょう。

フロントオープンタイプのマタニティブラ

この頃は前がスナップで開閉できるフロントオープンタイプのマタニティブラが便利。

クロスオープン式は授乳中にずり上がってきたりするので、初心者には全開できる方がよいでしょう。

中にはノーブラという強者の経産婦さんもいましたが、母乳がにじみ出てしまうのを防いだり、乳頭を保護するためにもやはり着用することをお勧めします。

授乳とバストトップケア

もう一つ、辛かったのは授乳によって乳頭が傷ついてしまうことでした。

赤ちゃんの吸う力は予想外に強いもの。一説によるとまだ力の加減ができないからだそうですが、生きるために不可欠なものを全力で求める生存本能によるものでしょう。

それはわかっていても、痛いことには変わりありません。一応、病院側でもそれくらいのことは予想していたと見え、保護用のクリームをあらかじめ用意しておいてくれました。

ラノリンという、羊毛を覆っている皮脂を主成分としたもので、細胞の水分を増やす働きがあるそうです。赤ちゃんがなめても大丈夫と言われていましたが、ベタベタして何となく抵抗があったのと、授乳前の清拭で結局拭き取ってしまうことになるので、あまり積極的には使いませんでした。どうしても痛む時などの応急手当て用といった位置づけでしょうか。

幸い私はそれほどひどくなく、乳頭のつけ根がうっすら切れる程度でしたが、中には裂けたように傷ついてしまう人もいるそうです。それでも授乳はしなくてはいけないと、痛みをこらえて泣きながら赤ちゃんにおっぱいをあげている人も見かけました。

私は「母乳神話」の熱心な信奉者ではなかったので、「出るならあげるし、足りなければミルクで補えばいい」くらいに考えていましたが、病院によっては何が何でも母乳で!というポリシーのところもありますし、母親となった女性自身や周囲の人がそのように思いこんでいるケースも見られます。

その結果、おっぱいが出ないことがプレッシャーになって、悪循環に陥ってしまうこともままあるのです。もちろん母乳がどれだけ赤ちゃんにとって有益かは理解しているつもりですが、あまり深刻にならなくてもいいのではないでしょうか。


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